21世紀教育再生ー認識のParadigm shiftを通してー

日本から始まるIT以降の新経済・新教育

「科学的方法」を育む西洋と日本の違い

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「科学教育」に関して、皆さんはどのような印象を持たれているでしょうか。

2006年に日本の科学力の低下が話題になったOECDPISA型テスト以降、日本でも理科教育に力を入れて、2009年、2012年と、日本の科学的リテラシーや読解力は世界4位と向上しています。そして上位は中国が占めています。

 

しかし、数値は高くなったとはいえ、アメリカのような画期的なイノベーションを起こす人材が、日本からどれほど多く輩出されているでしょうか。

 

先日、京都大学の先生のお話を伺う機会があったのですが。

1924年の子どもの科学という雑誌では

「科学とは物事の間の因果関係を明らかにすること」と表現されているそうです。

 

つまり、科学する心とは、その「物事の因果関係を明らかにしていくこと」と言い換えることができるでしょう。

 

そして、

アメリカやヨーロッパでは、小学校では、答えを教えるのではなく「科学する心」を育む「科学的方法」が教育されている、とのことです。

 

ぜひ、以下の動画「Scientific Method Song」を見てください。

 

他にも、ダンスをしながら、楽しく自然と「科学的方法」を身につけていく様子がわかります。

 

「現象」→「観察」→「問題設定」→「仮説構築」→「仮説検証」→「適用」

という、科学的なものの見方が、小学生のうちから養われていき、当たり前のように「疑問」を持つ子どもたちが育まれています。

 

子どもの頃はたくさんの「疑問」を持つことが多いですが

今は、情報化社会で「疑問」に対してすぐに「答え」を教えたり、探させたりします。

 

しかし「問題設定」と「仮説構築」「仮説検証」「適用」

というプロセスがないままですと、機械的な条件反射の思考が育ってきてしまい、環境に自ら適応できない子どもたちが育ってしまいます。

 

「因果」を自ら発見し構築していくことが

人間の「考え」になっていくのです。

 

日本では、元々取り組まれていたそのような生活習慣が、戦後にどんどんなくなっていき、現在では、暗記教育の弊害を挽回していくことが、とても困難になってきています。

 

西洋と日本の格差を埋めるには、どのようなアプローチが必要なのでしょうか。

 

まずは、西洋のものの見方を理解することが大事ですが、なぜ違いが生まれたのか、根本にある「認識」の違いを理解することが、もっと重要になっていきます。

 

人が育っていくベースとなる「認識」から、もっと原因を理解していくことで、

西洋と東洋の認識の違いから生まれる、教育の違い、思考の違い、集団形成の違い、経済政策の違い、イノベーションの違い、文化の違い、、、などなど、すべて土台にある全体を俯瞰して一貫して説明できることができます。

 

日本人の認識から上昇させる教育革命で、西洋を補い底上げする日本をつくるチャレンジがJAPAN MISSION PROJECT。

ぜひ、みなさん、12/18は大阪にお越しください!

 

宮川古都