Dignity Recognitive Education

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学校における働き方改革について 本質的な改革から

政府による提言で、最近は教員の働き方改革が着目されています。

私自身、中学校と小学校で教員をした経験があるので、公務員とはいえ教員の多忙さには改革が必要だと感じたことが多々ありました。小学校の場合、学校にいる時間でも、子どもたちから目が離せないので休み時間もトイレに行く時間もなかなか取れない。担任業務は代替ができないので、病気でも年休を取りたくても取れない。地方自治体の予算が少なく教科補充の先生がこないので全て一人で行う。放課後は家庭訪問や生徒指導の問題に追われ、それから授業の準備。中学校では、放課後や休日の部活動指導、試合遠征は当たり前。などなど。

若い頃はよかったのですが、年齢を重ねると業務も増え、本当に身体的な過労は健康に支障をきたします。特に他国とも比べてみても、長時間の勤務は問題があり、この提言をきっかけに、日本国での教員の働き方に具体的な改革が起きていくのはよい傾向だと思いました。

 

昨年、文部科学省の「学校における働き方改革に関する総合的な方策(中間まとめ)が出され、それをもとに昨年末には、「学校における働き方改革に関する緊急対策」が発表されました。

 

ポイントとしては、以下の項目が改革の柱になっています。

○ 学校・教師が担う業務の明確化を通じた役割分担と業務の適正化

○ 学校が作成する計画等の見直し
○ 学校の組織運営体制の在り方

○ 勤務時間に関する意識改革と制度的措置

○ 「学校における働き方改革」の実現に向けた環境整備

 

このように、予算を増やし、人員を増やして業務を分担し、チームプレーで組織運営を行う流れは、形式的にも進めていくのはいいと思います。

ですが、予想される問題は、実際に人を増やせば増やすほど、観点が多様化するので、さらに、お互いが連携していくチームプレー能力がより一層求められていく、という点です。

 

これは学校だけでなく、いろんな職場でも言えることでしょう。

みんなでやれば早いけど、一緒にやると同じビジョンや方法を共有し、一致団結して取り組むために時間もかかるし、時にはめんどくさい事も起きる。それなら一人でやった方が早い、、、。など。

 

ですので、形だけの改革ではなく、人間の意識改革をどう取り組むか、という本質的な改革も同時に行わなければ、もっと問題が起きてくることも予想されます。

 

では、チーププレーができるような人間の意識改革に取り組むにはどうしたらよいでしょうか。

 

それは、チームプレーがうまくできない根本原因である

人間の「観点の問題」を理解することから始まります。

↓「観点の問題」については、その問題を解決する教育技術(観術)の創始者Noh Jesu氏のブログを参考にされてください。

 

blog.noh-jesu.com

 

人間の観点の問題が解決できた上で、学校の働き方改革が起きたら、日本は世界でも素晴らしい教育国になると思います。本質的な問題意識を取り入れ、さらに抜本的な働き方改革に取り組んでいく日本のリーダーシップをぜひ期待します。