Dignity Recognitive Education

AI以降の教育 0=∞=1から始まるGroup Intelligence時代へ

中3男子 どう接するか

先日、このようなニュースがありました。中学3年生の男の子。受験でのストレスが原因とのことでした。

鹿児島地検:女子高生刺した中学生 殺人未遂で家裁送致
https://mainichi.jp/articles/20180210/k00/00e/040/239000c

 

 また、少し前には中学校でこのような事件もありました。

授業中に教室抜け出した中3男子 見つかった給食室で教師2人に暴行し逮捕 岐阜・大垣市

http://tokai-tv.com/tokainews/article_20180206_46481

 

中学3年の15歳という時期の複雑な男の子たちの内情が外に現れたようなニュースです。

 

中学生の男の子を子に持つ親御さんなら、反発、反抗など、どう扱ってよいか悩まれる方が多い時期ではないかと思います。

 

私も以前中学校で働いた経験があり、

家では問題を感じなくても、学校という場ではそれが意識化、集団化しやすく、手がつけられなくなる場合も多いですよね。

 

中学校13.14.15歳の男の子は、特に、自立への過程から親離れが始まり、また小学校と違った一種独特な社会の中の仲間からの承認欲求の方が強くなる為、大人が褒めて伸ばす指導もかえって通用しなくなる時もあります。また、何を言っても、めんどくさい、うざい、はいはい、というイライラの感情でいっぱいな時もありますよね。

 

こちらも、ついつい条件反射で反応してしまうこともあります。

 

特に今の時代、自分というIDを肯定する材料が、目に見える形では、周囲の仲間がどう思うか、という範囲になるので、自分の内面形成が育ちにくい時代でもあるかと思います。ネットでは広い範囲ではありますが、リアルなオフラインは、異年齢や多様な社会の人と益々コミュニケーションが少なくなり、やはり一部の範囲が基準となり、哲学的な考えを持つことより外に意識が向きやすく、注意散漫になりやすくなります。

 

明治維新前、福井藩士橋本佐内が15歳で啓発録を書いたように、侍が生きていた当時の15歳の精神性と比べたら、今の時代は、なんとも幼く感じるかもしれませんが、本来15歳はそれくらいのポテンシャルを皆持っているということです。

 

藩士の教育は、幼少期は寺子屋、その後は藩校などで、素読、書道を中心に、四書五経といった精神の根を養生する内容をふんだんに吸収し、それを武道や日常で実践して、知行合一でIDを形成していました。

藩ごとに、画一的な教育ではないので、素質があればどんどん能力を伸ばしていけました。

また、精神面での共通的な価値観がベースにあったため、道徳やモラル、品性も高かったと言われます。

例えば、武士道には義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義という7つの徳がありましたね。

 

今の時代は、そのような基本的な徳を持たせにくく、国家教育体制で、それに合わない子どもは自己肯定しにくく、エネルギーを使いきれていない、勿体無さがあります。

 

では、これから何を変化させていけばよいのでしょうか。

昔のように、特殊性ある教育形態に戻せばいいでしょうか。

 

確かに、それも一つの方法ですよね。アメリカではチャータースクール、コミュニティスクール、企業のスクール、オルタナティブスクール、ホームスクールなど多様性ある教育が実施されています。

欧米式の先進的な教育を取り入れるのも効果的かもしれません。

 

しかし、やはり、根本的な人間の認識を解決した上で、それを実施していかないと、問題は解決していかないと気づくようになりました。

 

一つ大事なことは、人間とは何かが明確になり、エネルギーの仕組みを知ることが重要です。エネルギーが様々ありますが、エネルギーを大きく2パターンに分けると、男性エネルギーと女性エネルギー、陽と陰、右螺旋、左螺旋のように方向性が違います。男性エネルギーは、本質的には強い爆発の方向性を持っています。15歳の時期は、エネルギーも高く強く爆発したい時期なので、それをしっかり活かし切るビジョン、夢、志があれば、そのエネルギーを最大限使って、自己鍛錬できる一番の時期です。

 

ですが、今の時代、ビジョンや夢、志を持ちにくいため、潜在的なエネルギーを向ける方向性がなく、自分の中に溜まってストレスになったり、他者に向かって傷害になったり、多様な問題を生んでしまうのです。

 

ですから、幼少期の頃から正しい動機とエネルギーを十分発揮させられるビジョン、夢を与える教育が必要だと思います。

 

 もう一つ、もっと根本的な部分では、

「人間の尊厳」を明確に理解することです。

中3男子だけでなく、エネルギーの爆発の根本には、人間本来の尊厳のエネルギーがあります。

認識技術では、それを0=∞=1の究極のひとつの力で理解します。言葉を変えれば、愛の力です。人間は誰もが比較できない愛そのもの。だから強烈な爆発は、その愛を認識したい時期なんだと理解したら、接し方が変わり幼少期からどんな教育が必要かが見えてきます。

 

ぜひ、0=∞=1のイメージをもってみてください。とくに、お母さんの認識が変化し、接し方がかわると、必ずお子さんの態度が変わっていきます。なかなか難しい歳頃で、すぐには変化が難しいこともありますが、一瞬一瞬の蓄積が大きな違いを生みます。ぜひ、尊厳家族の愛の力で、本来素晴らしいポテンシャルを持った子どもたちの力を一緒に広げていけたら嬉しいです。